DNS/NS返答に付加 A レコードがない
NS レコード値がドメイン内部の名前の場合、 対応する A レコードを付加節(additional section)に入れるのが適切な動作です。
- ネットワークの負荷を軽くし、応答時間を短かくするのに有効だからです。
NS query に対しての権威サーバからの返事
NS レコードに付随するAレコードがない返答をするドメインが増えているように思える。
- 厳密には glue レコードではないので、必須ではない。
- grpht.co.jp
特定のDNS software なのか。
A レコードをつけない理由
その A レコードを付けてこないサーバが多数あります。理由を調べてみました。
- NS レコード値に存在しない名前などを指定している。(間違い; ホスト名を変更したのかも)
/NS レコード値に CNAMEを使っている。(RFC では禁止されている)
- NS レコード値にサブドメイン内の名前を指定している。(コンテンツサーバ設定としてはよくない)
- 重複レコードなどでUDPパケット長制限を越えるため、付加節全体を省略した返事をした。
- (tinydns データの設定不良など)
- A レコードを付加して返さない仕様のDNSサーバ製品(?)もあります。
- #28 (IPv6 AAAA) レコードだけをもつサーバ
-- ToshinoriMaeno 2010-07-26 07:51:29