1. DJB/netqmail/man/man8/qmail-getpw

について、ここに記述してください。

1.1. qmail-getpw

- メイルアドレスから利用者を決める

使用形式

qmail-getpw local

1.2. 説明

qmailでは利用者はいろいろなローカルメイルアドレスを使う(制御する) ことができる。 qmail-getpwは引数で指定されたアドレス(local)を制御している利用者を探す。 以下の6つの情報をそれぞれNULで終端して出力する: user; uid; gid; homedir; dash; extである。

なにか不都合がおきた場合、qmail-getpwは0でない終了コードで終了する。 特にメッセージは出力されない。

1.3. 警告:

1.4. 規則

qmail-getpw は/etc/passwdにあるアカウントについて、 以下の条件が成り立つとき、ユーザであるとする。 (1) uidが0でないこと、 (2) ホームディレクトリが存在していて、qmail-getpwに読めること、 (3) ホームディレクトリの持ち主であること。 英大文字を含むアカウント(ユーザ)名は無視される。 アカウント名は32文字未満であることを仮定している。

qmail-getpw は 各 user が userという基本のアドレスと user-anythingという形のすべてのアドレスを制御できるようにする。

userは大文字小文字の任意の組合せとして localの先頭にあらわれてよい。

aliasはこれら以外の(該当するものがなかった)すべてのアドレスを扱う。

qmail-getpwの決定に優先する qmail-users機構が存在する。


qmail-users(5), qmail-lspawn(8)

MoinQ: DJB/netqmail/man/man8/qmail-getpw (last edited 2021-04-28 12:42:34 by ToshinoriMaeno)