## page was renamed from tinydns/返事をしなくなる ## page was renamed from さくらVPS/moinmoinを動かす/tinydnsが返事をしなくなる ## page was renamed from さくらVPSでmoinmoinを動かす/tinydnsが返事をしなくなる ## page was copied from DnsTemplate ##master-page:HelpTemplate #pragma section-numbers 1 <> <> さくらVPSでmoinmoinを動かす = tinydnsが返事をしなくなる = メモリ不足が発生していることがわかったので、softlimit -d パラメタを大きくする。(当面は2倍に) = tinydns 奇妙なエラー = Ubuntu 22.04LTS で発生した。(18.04, 20.04では観測されていない。) 観察した22.04ではすべて発生している。ファイアーウォールがらみではなさそう。 起動時には返答していた/tinydnsが返事をしなくなる現象に遭遇する。 logの調査から始める。正常なはずのqueryを続けているうちにエラーを発生している。 さまざまなレベルでのエラーが考えられる。さくら提供のルータ・ファイアーウォールは止めてある。 NATなどの可能性を取り除く。 == tinydns logから分かること == 手元のデスクトップ(Ubuntu 22.04) で再現するか試す。再現した。 これで 22.04に起因していると判断して、VPSでは20.04を使ってみることにした。 手元ではUFWは使っていないので、fwは関係ないようだ。-- ToshinoriMaeno 2022-09-09 12:32:04 しまった。さくらVPSでの22.04版のエラーログは再インストール時にすべて消してしまったのだ。 手元の22.04で再現できればいいが。 === 最初のうちは正しく返答する === alloc.c を読めば、理由は分かる。 === そのうち、エラーが記録される === query が再送されてくる。 ログにはNOQ(0000 / 0000)が記録される。 === 一度エラーになるとエラー返答を続ける === エラー処理の失敗(tinydnsの不良に見える。) === 原因の推測 === query返答の長さによって、エラー発生までの問い合わせ回数が変化することまで確認した。 これは返答用のバッファーの開放に失敗していることが推測できる。(OSインタフェースとtinydnsの両方に関係) == alloc.c malloc fail == 要するにメモリ不足だ。softlimit -d パラメタ(デフォルト300KB) が小さいからだ。 2倍の600KBにしてみたら、動き続けている。これで様子を見よう。-- ToshinoriMaeno <> ---- CategoryDns CategoryWatch CategoryTemplate