謂ふなかれ、今日学ばずとも来日ありと。 謂ふなかれ、今年学ばずとも来年ありと。(朱子)
Contents
いまだに「未熟なDNS」といわれるDNSにだって基礎と呼べるものはあるはずだ。 DNS/RFC/1034
1. DNS/基礎
DNSは/ドメイン名をキーとする分散データベースである。
1.1. ドメイン名空間
/ドメイン名空間 は木構造をしている。
1.2. 分散管理
木構造の部分木は分割して管理される。/権威サーバー /分散管理
1.3. 資源レコード
ドメイン名(ノード)には属性をもたせられる。DNS/資源レコード
1.4. 検索
ドメイン名空間から必要な情報を/検索するのは/リゾルバーが受け持つ。
2. 解説
DNSはシステムとは呼ばれているが、実情/運用はとてもシステムと呼べる状況ではない。 「基礎」を理解しないひとたちが、維持ならぬいじくりをしている。(当然ながら、運用でカバーはできない。)
DNS入門ページを作りました。 -- ToshinoriMaeno 2016-10-10 23:31:09
分かりやすいか: https://twitter.com/higetomo/status/367490305232101376
DNS の仕組みは比較的単純だと思っているが、管理は複雑だと思う。-- ToshinoriMaeno 2023-09-09 09:20:52
2.1. ドメイン名
DNSはDNS/1/ドメイン名の集まりを統合管理する仕組みである。
周りのものには好きな名前をつけたい。 各自が好き勝手な名前を使うのでは他人との情報交換で支障がでる。
2.2. 分散管理
DNSは名前(DNS/1/ドメイン名)の衝突を避けるための仕組みである。
DOMAIN NAMES - CONCEPTS AND FACILITIES DNS/RFC/1034
ぶつかりの生じない(統一された)DNS/1/名前空間を「分散管理」(共存させる)するための仕組みである。
-> delegation
2.3. ゾーン
「分散管理」されるそれぞれの名前空間は「DNS/1/ゾーン」と呼ばれる。
ゾーンはDNS/1/delegationによって、関連づけされる。
RFC 1034 2 DNS design goals
The primary goal is a consistent name space which will be used for referring to resources. In order to avoid the problems caused by ad hoc encodings, names should not be required to contain network identifiers, addresses, routes, or similar information as part of the name.
2.3.1. 資源レコード
ドメイン名には属性(DNS資源レコードと呼ばれる)をもたせることができる。 /資源レコード
必要なDNS/1/資源レコードを検索する仕組みがある。これを実装するのが、リゾルバーである。
検索と結果にはDNS/1/messagesという形式が使われる。
- 好きな名前を使いたいが、みんなが勝手につけると、ぶつかるに決まっている。
2.4. 検索あるいは名前解決
ドメイン名空間から必要な情報を検索するのは/リゾルバーが受け持つ。
2.4.1. UDP/TCP
2.4.2. message format
2.4.3. リゾルバーの動作
- (検索)
- キャッシュ TTL
素人や入門者が「分かりやすい」と評しているのはほとんどがだめな解説です。
- 大事なことが書いてなかったりするから、分かりやすく見えるのでしょう。
-- ToshinoriMaeno 2016-08-25 00:16:22
基礎になにを含めるか、そこから議論が必要だ。../余談
-- ToshinoriMaeno 2017-01-15 08:12:34