= man/qmail-users = <> man5 の下に置くべき説明 . 通常は /etc/passwd などから [[../man8/qmail-pw2u]]を使って生成する。 . [[../man8/qmail-newu]] を使って、cdbに変換して利用する。 == ローカル配送の制御 == qmail-lspawn が qmail-localを呼び出すときに使われる。 メイルアドレスとアカウントとの対応づけなどをする。 == qmail-users == メイルアドレスを利用者等に割り振るのはファイル'''/var/qmail/users/assign'''に指定する。 {{{ =joe.shmoe:joe:503:78:/home/joe::: }}} 上の例はjoe.shmoeあてのメイルは uid が503、gid は 78 の ユーザjoeに配送することを指定する。 そのとき、/home/joe/.qmailの指示を参照する。 assignは qmail-newu(8)で処理された後、 qmail-lspawn により使われ、 qmail-local のローカル配送を制御する。 /var/qmail/users/assignを変更したら、qmail-newuを実行して 変更を反映させること。 <> == 構造 == 対応づけ(assignmments)は '''/var/qmail/users/assign'''に一行にひとつずつ書く。 ドットひとつだけからなる行で終える。行にはNULを含めてはいけない。 === SIMPLE ASSIGNMENTS === 単純割り付けは次の形をしている。 {{{ =local:user:uid:gid:homedir:dash:ext: }}} localはアドレス、 user, uid, gid はアドレスlocalに責任を持つユーザの アカウント名、uid, gidである。 localあてのメイルはhomedir / .qmail dash extにより 制御される。 同じlocalアドレスに対する割り付けが複数あった場合は 最初のものがqmail-lspawnにより使われる。 localは大文字小文字を区別しない。 === WILDCARD ASSIGNMENTS === ワイルドカード型割り付けは以下の形をしている。 [[/例と説明]] {{{ +loc:user:uid:gid:homedir:dash:pre: }}} これはloc自身を含め、locで始まる任意のアドレスに対して適用されることを意味する。 つまり、以下のような行がすべての'''ext'''文字列に対してあるのと同じ効果がある。 {{{ =loc'''ext''':user:uid:gid:homedir:dash:pre'''ext''': }}} よりきつい定義の方がゆるいものに優先される。 単純割り付けはワイルドカード型に優先する。 {{{ +:alias:7790:2108:/var/qmail/alias:-:: +joe-:joe:507:100:/home/joe:-:: =joe:joe:507:100:/home/joe::: }}} アドレスjoeには3行目が適用される。 joe-directには2行目が適用される。 billには1行目が適用される。 ---- qmail-pw2u(8), qmail-newu(8), qmail-lspawn(8)