1. DJB/netqmail/man/man8/qmail-lspawn
1.1. qmail-lspawn
ローカル配送をスケジュールする
qmail-lspawn aliasempty
1.2. 説明
qmail-lspawnは記述子0から一連のローカル配送コマンドを読み込み、 qmail-local を呼び出して配送させる。
- 結果を記述子1に出力する。 引数aliasemptyはデフォルト配送指令として、 qmail-localに渡される。
qmail-localは非同期で呼び出されるので、 結果はコマンドと同じ順とはかぎらない。
1.2.1. ローカルユーザの決定法
各受信アドレスに対して、それを制御するローカルユーザは以下のように決定される。
- 最初は qmail-users機構である。
- このリストにアドレスがなければ、 qmail-getpw が呼び出される。
1.2.2. qmail-local
qmail-lspawnはユーザのuidとgidのもとで ../qmail-localを実行する。
- 付属(supplementary)のグループは設定されない。
qmail-lspawnは空のメイルボックス名は屑篭とみなす。
envelopes(5), qmail-users(5), qmail-getpw(8), qmail-send(8), qmail-local(8)